請願

 

第216回国会 請願の要旨

新件番号 96 件名 マイナンバーカード取得の強制に反対することに関する請願
要旨  健康保険証の廃止は、マイナンバーカードを持たない人が公的保険診療から遠ざけられる結果となりかねず、国民皆保険制度の下で守られている国民の命と健康が脅かされる。また、健康保険証の廃止は、事実上マイナンバーカード取得の強制につながる。個人情報漏えいの不安から強制に反対の民意があることも事実である。法律上は、マイナンバーカードの取得はあくまでも任意であり、国民への強制は行われるべきではない。政府が今行うべきことは、様々な感染症が流行する中で逼迫(ひっぱく)する医療現場の体制を拡充することである。健康保険証を継続して使用できるようにし、国民も、患者も、医療機関も望んでいないマイナンバーカードの強制を直ちにやめるべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、マイナンバーカードを強制するあらゆる取組を行わないこと。

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