新件番号 | 2617 | 件名 | てんかんのある人とその家族の生活を支える交通に関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | てんかんは、あらゆる年齢で発病する脳の病気である。乳幼児から高齢者まで全国に約百万人の患者がいる。発作の症状や予後には個人差や多様性があり、てんかんのある人として一律には語れない。てんかんへの理解と支援を求める運動がスタートして二〇二三年で五十年となったが、ライフステージごとに様々な不利益を受けることがある。 ついては、てんかんのある人とその家族が安心して暮らせる社会の実現のため、次の措置を採られたい。 一、交通に関しては、 1 障害のある人を対象とする交通運賃減額事業について、精神障害者保健福祉手帳への対象拡大の基本姿勢を政府として改めて示すこと。 2 鉄道施設や自動車運転などでの交通安全に有効な技術やシステムをより多く活用し、てんかんのある人も安全に社会生活が送れる環境整備を推進すること。 |