新件番号 | 627 | 件名 | オスプレイの飛行中止と配備撤回に関する請願 |
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要旨 | 二〇一二年から翌年にかけて沖縄の普天間基地に米海兵隊のMV22オスプレイ二十四機が配備され、県内の住宅地上空において低空での危険な飛行を繰り返すとともに、全国で日米共同訓練に参加している。二〇一八年からは東京の米軍横田基地に空軍の特殊作戦用のCV22オスプレイの配備が始まり、二〇二四年までに十機体制が狙われている。ここでは住民に銃口を向けて飛行し、住宅地付近でホバリングを行うなど住民を脅かしている。二〇一六年からは千葉県木更津市で日米共用のオスプレイ整備が始まり、二〇二〇年からは陸上自衛隊の購入したオスプレイの暫定配備が強行され夜間飛行訓練などを行い、最終的には十七機が常駐しようとしている。三千万人以上が暮らす首都圏に、日米合わせて数十機のオスプレイが飛行する異常な事態となっている。一方、日本版海兵隊のオスプレイ拠点が狙われる佐賀空港周辺住民は、配備に反対して闘い続けている。二〇一六年には沖縄県名護市で米海兵隊オスプレイの墜落事故が起き、翌二〇一七年には同じ普天間基地所属のオスプレイがオーストラリアで訓練中に墜落して三人が死亡し、衝撃が走った。その後も各地で不時着などを繰り返しており、多くの国民がオスプレイに恐怖を抱いている。オスプレイは一九九一年以降、多数の重大事故を起こし、死者を六十人以上出している構造的な欠陥機である。日本のどこにもオスプレイは要らない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、日本でのオスプレイの飛行中止とオスプレイ参加の日米共同訓練を中止すること。 二、沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備を撤回すること。 三、千葉・木更津への陸上自衛隊オスプレイの配備撤回と日米共用のオスプレイ整備工場を撤去すること。 四、東京・横田基地へのCV22オスプレイの十機体制の中止と配備撤回をすること。 五、佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備計画を中止すること。 |