請願

 

第212回国会 請願の要旨

新件番号 481 件名 ガソリン税凍結、消費税減税、インボイス制度廃止に関する請願
要旨  長引く物価高により中小業者・国民の経営と生活は困難を極めており、ガソリンや電気代の高騰は日常生活やあらゆる経済活動の足かせとなっている。ガソリン価格に占める税の割合は四割を超え、アメリカの三倍以上である。大もうけを上げる石油元売企業や電力会社への補助金を通じた物価対策ではなく、国民・中小業者の負担を直接軽減する対策こそ必要である。世界では百を超える国や地域が消費税に当たる付加価値税の減税に踏み出しており、日本でも緊急に消費税率を引き下げるべきである。大企業の内部留保と大富豪の資産が激増する一方で、年収二百万円以下の働く貧困層が全就業者の二割を超え、食料支援を求める人が増加している。実質賃金が減り続け、物価高が続いている中で実施されたインボイス制度は、一兆円を超える消費税増税を招き、フリーランスや小規模事業者の負担を激増させるなど経済社会に重大な影響を及ぼしている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、緊急の物価高対策としてガソリン税の課税と徴収を凍結すること。
二、消費税率を緊急に五%以下に引き下げること。
三、インボイス制度を直ちに廃止すること。

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