請願

 

第211回国会 請願の要旨

新件番号 2206 件名 マイナンバーカード取得義務化につながる健康保険証の原則廃止とマイナンバーカードの保険証利用等に係るシステム導入の義務化の撤回に関する請願
要旨  経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)二〇二二は、今年四月からマイナンバーカードの健康保険証利用などに係るシステム導入の義務化、二〇二四年度中には保険者による保険証発行の選択制を導入し、マイナ保険証に切り替える誘導を行い、これらを踏まえて保険証の原則廃止を目指している。保険証が原則廃止となればマイナンバーカードを持たない者は公的保険診療から遠ざけられる結果となりかねず、保険証廃止は事実上マイナンバーカード取得の義務化となる。これにより、マイナンバー制度とマイナンバーカードで管理している個人情報を民間事業者が利活用することが広がる。個人に関する様々な情報(データ)を名寄せし、個人の人物像をコンピューター上などに仮想的につくり出すプロファイリングによって、国や企業が人々の選別や分類・等級化を進め、人権が侵害される可能性が危惧される。マイナンバーカードの取得はあくまで任意であり、マイナンバーカード取得の強制につながる健康保険証の原則廃止方針の撤回を求める。また、マイナンバーカードの保険証利用などに係るシステム導入の義務化は、システム導入に伴う多額の経費や維持費の発生など医療現場へ大変な負荷を掛けることが懸念されている。新型コロナウイルス感染症への対応で逼迫(ひっぱく)している最前線の医療現場で、医療機関も患者も望んでいない義務化は撤回し、医療体制の拡充にこそ力を注ぐべきである。全ての国民の個人情報を尊重・擁護し、真に国民生活を向上させるためのデジタル化を進めることを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「健康保険証の原則廃止」と「マイナンバーカードの保険証利用などに係るシステム導入の義務化」を撤回すること。

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