請願

 

第211回国会 請願の要旨

新件番号 175 件名 減災・防災対策に関する請願
要旨  新型コロナウイルスの感染拡大、格差と貧困の広がり、気象災害の頻発が深刻になる中、円安も加わってあらゆる物価が高騰し、暮らしを脅かしている。抜本的対策が求められているにもかかわらず、岸田政権はその願いに背を向け、ロシアのウクライナ侵略戦争に乗じて財源も示さずに軍事費二倍化を打ち出した。敵基地攻撃能力を持つF35戦闘機など米国製の高額兵器を爆買いし、第九条改憲を突破口に戦争する国づくりを進めようとしている。今こそ、持続可能な社会へ第九条を始め日本国憲法に基づく暮らし・福祉・教育優先、平和とジェンダー平等の政治が求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、被災者生活再建支援金を少なくとも五百万円に引き上げ、半壊の支援範囲を更に拡大し、一部損壊も対象に含めること。
二、豪雨や酷暑、大地震や火山噴火などの大災害から国民の命と暮らしを守るための減災・防災対策、避難所改善の予算を大幅に増やし、観測・監視体制を抜本的に強化すること。
三、緊急性の高い水道管や橋の補強などライフラインの老朽化対策を急ぎ、自治体へ支援を強めること。

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