請願

 

第211回国会 請願の要旨

新件番号 63 件名 更なる患者負担増計画の中止に関する請願
要旨  経済的な理由で必要な受診ができない人が増えている。「必要な検査を断る」「薬がなくなっているのに受診しない」「入れ歯やかぶせ物の処置をためらう」などが患者の姿である。湿布薬など市販品類似薬の保険外しが進められると、患者への必要な処方が困難となりかねない。更なる負担増は、多くの国民から医療を遠ざけ、取り分け治療が長期にわたる高齢者の生活を圧迫する。必要なことは、今でも重い患者負担を軽減することである。患者負担増計画の中止を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、受診するたびに百~五百円を窓口負担に上乗せしないこと。
二、七十五歳以上の窓口負担を一割に戻すこと。
三、七十歳以上の患者負担限度額を引き下げること。
四、湿布薬、うがい薬、痛み止め、漢方薬などを公的保険から外さないこと。

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