請願

 

第211回国会 請願の要旨

新件番号 2 件名 憲法改悪を許さないことに関する請願
要旨  参議院議員選挙後、憲法改正を掲げる政党が衆院・参院共に改正案の発議に必要な三分の二を超えている。自民党は、改憲四項目として自衛隊の憲法第九条への書き込み、緊急事態条項の創設、選挙制度、教育問題を掲げ、岸田首相を先頭に改憲諸政党と共に改憲発議の機会を探っている。アメリカの求めに応じ安保法制下の自衛隊を第九条に位置付ければ、平和国家日本が覆され戦争できる国になってしまう。また、憲法の勝手な解釈で大軍拡を進めれば、民生が圧迫されることは必至である。第九条改憲や軍備拡大は認められない。あらゆる憲法改悪のたくらみを許さず、改憲発議に反対する。憲法をいかして戦争反対・アジアと世界の平和、民主主義、人権、環境、暮らし・医療・公衆衛生向上などを実現する政治を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自民党が提唱する憲法第九条に自衛隊を書き込むことなどの改憲四項目に反対すること。
二、憲法をいかし、平和と民主主義、人権、環境、暮らし・医療・公衆衛生などの向上を実現する政治を行うこと。

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