請願

 

第210回国会 請願の要旨

新件番号 209 件名 消費税率五%への引下げに関する請願
要旨  消費税率一〇%に加え、新型コロナ感染症の大流行や物価上昇によって、暮らしと経営は厳しさを増している。コロナ禍の影響を受け、消費税(付加価値税)を導入している国連加盟国で税率を引き下げている国も多い。日本でも消費税の減税を行うべきである。消費税は所得の少ない人ほど負担が重く、赤字経営の企業でも納めなければならないなど、極めて不公平な税制である。政府は社会保障のためと言うが、病床削減に消費税が使われているのが実態であり、年金は引き下げられ、医療費は増えるばかりである。減税のための財源は大企業、富裕層への応分の負担を求めることで生み出せる。税の使い方を改め、敵基地攻撃のための軍備拡大などに費やす財源を医療、教育、社会福祉や災害復旧などに回せば、格差と貧困の是正にもつながる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税率を五%へ引き下げること。

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