請願

 

第210回国会 請願の要旨

新件番号 15 件名 AV出演被害防止・救済法の即時停止及び見直しに関する請願
要旨  AV出演被害防止・救済法(以下「AV新法」という。)は、当初は二〇二二年四月から成人年齢が引き下げられることで十八、十九歳のAV出演被害がないよう立案されたものである。最終的には、年齢問わず全ての出演者を守る法律として施行されたが、以下二点の理由により即時停止及び見直しを求める。(一)AV新法の「出演者は全て一か月前に契約済みでなければならない」「メーカーは撮影しても販売は四か月先になる」「販売後一年(施行時については二年)以内であれば、出演者の誰もが正当な理由なしに、例えば悪意があったとしても無条件に販売停止が可能」などの特則により、出演者やメーカーなどに多大な損害が出るおそれがあり、AV産業に大ダメージを与える。(二)一億円以下の罰金という重い刑罰があり、産業に多大なダメージを生じさせるにもかかわらず、公布の日の翌日から施行された。経済的被害を受けるAV業界への事前のヒアリングはなく、何の事前準備もできないまま施行され、その際の経済的支援もなかった。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、立法過程に著しい問題のある「AV出演被害防止・救済法」の、即時停止及び見直しを行うこと。

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