請願

 

第208回国会 請願の要旨

新件番号 1096 件名 日本でのオスプレイ配備撤回、訓練中止に関する請願
要旨  陸上自衛隊が導入するオスプレイV―22は、二〇二〇年七月に一機目が飛来し、現在九機が木更津基地に暫定配備されており、最終的には十七機となる予定である。本来の配備先とされている佐賀空港での受入れが全く進展しない中、二〇二一年八月に本格的な飛行訓練が始まった。防衛省は訓練域を拡大しているが、事前の飛行訓練情報を提供していない。オスプレイは、開発段階から墜落などの事故を多発させ、多くの犠牲者を出している欠陥機である。防衛省が説明する南西諸島防衛、災害救助、急患搬送という使い道など、税金の無駄遣いの口実である。低周波も含む騒音、墜落の不安、二〇二一年八月に沖縄で発生したような部品が落下する危険性の下で生活することを、千葉県民は断じて受け入れることができない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、木更津基地への陸上自衛隊オスプレイの暫定配備を撤回すること。
二、木更津基地での日米オスプレイの整備を中止すること。
三、日本のどこでもオスプレイの配備・訓練・飛行を行わないこと。
四、日米軍事一体化に自衛隊のオスプレイを使わせないこと。

一覧に戻る