請願

 

第208回国会 請願の要旨

新件番号 754 件名 消費税率の引下げと適格請求書等保存方式導入中止に関する請願
要旨  景気が悪化する深刻なデフレ不況が続き、国民の所得が減少し、消費が落ち込む中、安倍政権下で二度にわたる消費税増税が強行され、暮らしと経営に深刻な打撃を与えた。消費税は所得の少ない人ほど負担が重く、赤字経営の事業者にも容赦なく納税させるなど、極めて不公平な税制である。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済の悪化が、国民生活と事業経営に襲いかかっている。今、国民に降りかかる未曽有の消費不況から脱却を図るには、消費税を廃止、又は五%に引き下げることが強く求められている。また、二〇二三年十月から導入される適格請求書等保存方式(インボイス制度)は、自由な商取引から中小・小規模事業者が排除される懸念と実務的な事業者負担の増加が明らかになっている。消費税を廃止する、税率を引き下げる政策と併せて適格請求書等保存方式の導入を中止し、暮らしと経済の回復を最優先にするべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税率を五%に引き下げること。
二、適格請求書等保存方式の導入を中止すること。

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