請願

 

第207回国会 請願の要旨

新件番号 39 件名 社会保障制度改革に関する請願
要旨  我が国は、超高齢社会・人口減少社会となったが、長生きして良かったと実感できる活力ある長寿社会の実現が急務となっている。誰もが安心できる社会保障制度の構築、公務員が心置きなく職務に専念し、国家・社会の発展に貢献できる公務員制度の確立を希求する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、公的年金を含む社会保障給付費の財源は、安定した雇用と着実な経済成長による税収及び各種保険料収入の増加等により確保すること。
二、超高齢社会・人口減少社会で、労働力人口を確保するためには、六十五歳定年制の早期実現、健康で働く意欲のある高齢者及び女性、特に子育て世代が安心して働きやすい即効性のある労働環境の改善整備に努めること。
三、現役世代との公的年金の給付水準比較に当たっては、現役世代と同様に各種保険料等を年金から控除するとともに単身高齢者世帯の増加にも留意して実施すること。
四、医療・介護保険制度の改革に当たっては、年金生活者の負担が過重にならないよう十分に配慮すること。特に後期高齢者医療の窓口負担の見直しは慎重に行うこと。
五、新型コロナウイルス感染症の拡大を、一日も早く沈静化するよう万全の対策を実施すること。

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