請願

 

第204回国会 請願の要旨

新件番号 1956 件名 性的同意を明記する刑法改正に関する請願
要旨  新型コロナウイルス感染拡大は、国民の命や暮らしの基盤の脆弱(ぜいじゃく)さとともに、取り分け女性の貧困や失業、DV、自殺者の急増など日本のジェンダー施策の遅れを浮き彫りにした。女性の困難の大本には、非正規雇用を女性雇用労働者の五六%にまで広げた働き方の問題がある。自民・公明の政権は労働法制の改悪を重ね、さらに女性活躍、多様で柔軟な働き方の名で働き方改革を進めている。これらは、女性を雇用の調整弁として低賃金で不安定な非正規労働に追いやるもので、社会保障制度の後退とも重なって、女性の生きづらさを深刻にしている。コロナ禍を乗り越えるためにも、今こそ雇用や社会保障制度、ジェンダー施策、税金の使い方を抜本的に見直すときである。
 ついては、誰もが八時間働けば普通に暮らせるジェンダー平等の社会を目指し、次の事項について実現を図られたい。
 
一、性的同意を明記する刑法改正を行うこと。

一覧に戻る