韓国・台湾等の外国籍元抑留者に対する国の措置に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	1946	件名	韓国・台湾等の外国籍元抑留者に対する国の措置に関する請願
要旨	二〇一〇年に制定された戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法（シベリア特措法）では、旧植民地である韓国・台湾などの外国籍の元抑留者に対する措置が除かれていた。各国に戻り、また一部は戦後も日本に在留し続け、日本人以上に多くの労苦を強いられたにもかかわらず、日本国が公式に何らの敬意も払っていないことは大変恥ずかしいことであり、残念である。各国で生存している当事者はいずれも高齢であり、人数も少なくなってきている。後世に禍根を残さないよう、迅速に国が対応することを求める。戦後七十五年を経て、わだかまりなく未来を次の世代に託せるよう、速やかに適切な立法措置が採られるよう、強く求める。　ついては、次の事項について実現を図られたい。一、韓国・台湾等の外国籍の元抑留者に対する立法措置を行うこと。