請願

 

第204回国会 請願の要旨

新件番号 1028 件名 消費税率の引下げとインボイス制度導入中止に関する請願
要旨  景気が悪化する深刻なデフレ不況が続き、国民の所得が減少し、消費が落ち込む中、安倍政権下で二度にわたる消費税増税が強行され、暮らしと経営に深刻な打撃を与えた。消費税は所得の少ない人ほど負担が重く、赤字経営の事業者にも容赦なく納税させるなど、極めて不公平な税制である。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、経済危機が国民生活に襲いかかっている。今、国民に降りかかる未曽有の消費不況から脱却を図るには、消費税を廃止、又は五%に引き下げることが強く求められている。また、二〇二三年十月から導入されるインボイス制度は、自由な商取引から小・零細事業者が排除される懸念と実務的に事業者負担が増加することが明らかになっている。消費税を廃止する、税率を引き下げる政策と合わせてインボイス制度を中止し、暮らしと経済の回復を最優先にするべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税率を五%に引き下げること。
二、インボイス制度の導入を中止すること。

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