請願

 

第204回国会 請願の要旨

新件番号 338 件名 原発事故の汚染処理水を双葉・相馬・いわきの海に流さないことに関する請願
要旨  東京電力福島第一原発から出る汚染処理水がたまり続けている。政府、経済産業省、原子力規制委員会は、汚染処理水を薄めて双葉・相馬・いわきの海に流そうとしている。先の環境大臣の原田義昭氏は海洋放出の世論をつくりたいとして、自分は捨て石になってもいい、海洋放出以外の方法はないと公言し、福島県民を傷つけている。海洋放出は地元の福島県民を蚊帳の外に置いて進められようとしている。故郷を再び汚染させるわけにはいかない。汚染処理水はトリチウムだけが残っているのではなく、ヨウ素129など半減期が数万年の放射性物質、死の灰も残っている。経済産業省は、汚染処理水の処理方法として五つの方法を挙げている。海洋放出には反対である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、原発事故の汚染水を双葉・相馬・いわきの海に流さないこと。

一覧に戻る