件名 | 新型コロナウイルス感染症と筋痛性脳脊髄炎の研究に関する請願 | ||||
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新件番号 | 1528 | 所管省庁 | 厚生労働省 | 内閣処理経過受領年月日 | R3.12.15 |
処理要領 | 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、神経系、免疫系、内分泌系等の全身の機能に異常が生じる複雑な病態であり、世界的にもいまだ明確な病因・病態が解明できていない状況であると承知している。 そのため、まずは病因・病態の解明が必要であるところ、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の行う障害者対策総合研究開発事業において、診療・研究ネットワークの構築や血液診断法の開発に向けた研究を行ってきたところである。 いわゆる後遺症と呼ばれる新型コロナウイルス感染症の罹(り)患後症状については、いまだ明らかになっていない点も多く、まずはその実態を明らかにすることが重要と考えている。そのため、厚生労働省において令和二年度より、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状の実態把握や原因究明に関する調査研究等を実施しており、第三十九回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで公表した中間報告においては、新型コロナウイルス感染症患者のうち、疲労感や倦怠感の自覚症状を認める者が見られるとされたところである。 引き続き、必要な研究を進めてまいりたい。 |