新件番号 | 279 | 件名 | 日英自由貿易協定(日英FTA)を撤回し、自由貿易一辺倒の経済政策を見直すことに関する請願 |
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要旨 | 日英自由貿易協定(日英FTA)を中止・撤回することを求める。関税が撤廃されてしまうと国民には損失しかない。投資・サービス、電子商取引、競争政策の分野などで、日EU・EPAを超えるハイスタンダードな内容を盛り込むとあるが、投資協定は別枠でやるべきである。金融・投資関連だけでなく医療品や医療機器、公共調達、食の安全など国民の生活全般に影響を及ぼし、経済主権だけでなく人権をも脅かすことになるのは明瞭である。同交渉では、GMOが使用されているワクチン接種の契約、ゲノム編集、原発事業の再開などを日本が引き受けることになる可能性があり、これらも全面拒否することを強く訴える。そして、日英自由貿易協定(日英FTA)も日米貿易協定(日米FTA)と同様に、不平等な協定の内容は日本国民に明らかにされていない状況である。先に発効された日米貿易協定(日米FTA)、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、日ロ投資保護協定と同様に日英自由貿易協定(日英FTA)でも、更に日本が搾取されることになる。新型コロナウイルス禍の下で進む経済危機と食料危機を防ぐためにも、新自由主義的な考え方を改め、自由貿易一辺倒の経済活動は見直すべきである。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、日英自由貿易協定(日英FTA)を承認しないこと。 二、新自由主義的な考え方を改め、自由貿易一辺倒の経済活動を見直すこと。 三、日英自由貿易協定(日英FTA)の交渉内容を国民に明らかにすること。 |