請願

 

第203回国会 請願の要旨

新件番号 62 件名 消費税率の引下げとインボイス制度導入中止に関する請願
要旨  長期にわたって国民の所得が減少し、消費が落ち込み、そのために景気が悪化する深刻なデフレ不況が続いていた中で、二〇一九年十月に消費税は一〇%へと増税された。年明けからのコロナ禍により、東日本大震災、リーマンショックをはるかに上回る深刻な経済の悪化が国民生活に襲いかかっている。今、国民に降りかかる未曾有(みぞう)の消費不況から脱却を図るには、消費税を廃止、又は五%に引き下げることが強く求められている。また、二〇二三年十月から導入されるインボイス制度は、自由な商取引から小・零細事業者が排除される懸念と実務的に事業者負担が増加することが明らかになっている。消費税を廃止する、税率を引き下げる政策と合わせてインボイス制度を中止し、暮らしと経済の回復を最優先にするべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税率を五%に引き下げること。
二、インボイス制度の導入を中止すること。

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