請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 2779 件名 改定出入国管理法の廃止に関する請願
要旨  低賃金で不安定な非正規雇用で働く人たちが増え、女性は六割近くに上る。長時間労働、夜勤交代制労働、セクハラやパワハラ、差別的な処遇などにより、心身の健康を損なう人や過労死、過労自死する人も後を絶たない。政府は、働き方改革一括法で過労死を増やす高度プロフェッショナル制度を導入し、さらに、柔軟で多様な働き方と称して裁量労働制や非正規雇用を拡大し、長時間労働、不安定雇用、低賃金を一層広げようとしている。また、多くの問題を残したまま出入国管理法の改定を強行し、今年四月より「人手不足を補う」と多くの業種に外国人労働者を受け入れ、無権利で劣悪な労働条件・低賃金で働かせようとしている。今求められているのは、セクハラ・パワハラの禁止とともに、誰もが一日八時間働けば普通に暮らしていける社会を一日も早く実現することである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、雇い止めなどの諸問題を解決することなく実施を強行した改定出入国管理法は廃止すること。

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