請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 2610 件名 もんじゅを安全に廃炉とすることに関する請願
要旨  全国各地で地震が頻発し、南海トラフの大地震が近づいている。火山の大噴火も心配である。三・一一の福島原発の大事故の後、他国が次々と脱原発を決める中、当の日本がまだ原発と核燃料サイクルを続けるのは大きな間違いである。次の大惨事は日本を破滅させる。原発がなくても十分電気は足りている。賢明な国民は、危険で高い原発ではなく省エネ、再エネを選んでいる。無理して再稼働する必要は全くない。また、半世紀以上にわたり十三兆円以上(税金と電気料金)の費用を掛けた核燃料サイクル政策は、高速炉も再処理もプルサーマルも全て失敗した。今、日本には猛毒のプルトニウムが四十七トンもあり、潜在核となっている。これを直ちに処分し、プルトニウム利用政策をやめることを求める。
 ついては、大惨事の前に原発ゼロ、プルトニウムゼロの平和な日本を実現させるため、次の事項について実現を図られたい。

一、「もんじゅ」の安全な廃炉に全力を傾けること。

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