請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 2259 件名 消費税一〇%への増税中止を求めることに関する請願
要旨  消費税率八%への増税による負担が、消費者の家計に重くのしかかっている。多くの中小零細業者が、売上減少と消費税分の価格転嫁の困難さにより、事業継続の危機にさらされている。消費税一〇%への増税は、二〇一九年十月に延期された。しかし、幾ら延期しても消費税増税が実施されたときには、暮らしや営業への負担が今以上に大きくなることが避けられない。そもそも、消費税は、赤ちゃんからお年寄りまで収入の有無・多少にかかわらず、一律に負担しなければならない不公平な税金である。所得の少ない人ほど負担が重くなる欠陥を持つ消費税は、格差と貧困を一層広げる税金であり、社会保障の財源に充てるべきではない。社会保障については、生計費には税金を掛けない、負担できる能力に応じて公平に負担するという原則に基づいて、財源の拡充を図るべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税一〇%への増税を中止すること。

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