請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 1148 件名 消費税増税の中止に関する請願
要旨  安倍内閣は、二〇一九年十月から消費税を一〇%に増税するとしている。しかし、アベノミクスの失政は経済と財政に深刻な影響を与え、深刻な消費不況が続いている。このような状況で消費税率を引き上げることは、国民生活に更なる打撃を与えることになる。さらに、複数税率・インボイス制度の導入は、中小零細企業に過重な事務負担義務と経済的な負担を押し付け、消費税の姿を大きくゆがめるものである。今こそ、税金の集め方、使い方を切り替えるときである。社会保障や財政再建のためと国民を欺き、所得の少ない人ほど負担が重い消費税増税ではなく、巨額の富を蓄えている大富豪や大企業に応分の負担を求める税制に見直すべきである。大軍拡や大型開発中心の予算にメスを入れ、税金は社会保障、若者、子育て支援などに優先して使うべきである。そうすれば、格差と貧困を是正することができ、景気の回復にも役立ち、日本国憲法をいかした経済政策になる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税一〇%への引上げを、中止すること。
二、複数税率・インボイス制度導入を中止すること。

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