請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 147 件名 中小企業支援策の実施に関する請願
要旨  日本では、いつどこで起きてもおかしくないと警告される大地震や火山噴火に加え、地球温暖化がもたらす気候変動による豪雨や酷暑などの災害が頻発し、命を守る減災・防災対策は待ったなしの最優先課題である。また、賃金や年金などの収入が減り、女性・国民の暮らしが大変になる中、消費税が増税されれば、暮らしや営業は立ち行かなくなる。ところが、安倍政権は、アメリカや財界の言いなりに、朝鮮半島の平和への動きに逆らって攻撃型軍備の大増強を続け、リニア中央新幹線に三兆円も公的資金を投入するなど、不要不急の大型開発費を膨らませている。軍事費や無駄な大型開発費を大きく削れば、災害対策や暮らし・社会保障などに回すことは十分できる。税金は、能力に応じて負担する応能負担の原則を貫き、史上空前の内部留保を蓄える大企業や大富豪に応分の負担を求めるべきである。税の集め方と使い方を抜本的に見直し、暮らしの向上を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、中小企業の賃上げに支援策を実施すること。

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