請願

 

第196回国会 請願の要旨

新件番号 337 件名 消費税増税の中止、税の集め方の抜本的見直しに関する請願
要旨  賃金や年金など収入が減る一方、医療や介護などの負担は増え、女性・国民の暮らしは大変になっている。さらに、消費税が増税されれば、暮らしや営業は立ち行かなくなる。アベノミクスは軍事費や大型開発の無駄を広げ、大企業の負担を軽くして国民の暮らしを悪化させ、その破綻は明らかである。昨年度は国の税収も減り、経済と財政に深刻な影響を与えている。今求められているのは、税金は能力に応じて負担する応能負担の原則を貫き、史上空前の内部留保を蓄える大企業や大富豪に応分の負担を求め、消費税一〇%への増税はきっぱり中止することである。暮らし、社会保障、防災などを優先した予算に変えれば、景気の回復にも役立つ。税の集め方と使い方を抜本的に見直し、暮らしの向上を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、大企業の法人税減税と中小法人への課税強化をやめ、大企業と富裕層に応分の負担を求めること。配偶者控除の縮小・廃止をやめ、年少扶養控除を直ちに復活すること。
二、消費税一〇%への引上げは中止すること。

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