請願

 

第193回国会 請願の要旨

新件番号 1004 件名 消費税増税を撤回し、一〇%への引上げをやめることに関する請願
要旨  消費税八%増税はアベノミクスの円安による物価値上げの上にかけられ、家計は節約を余儀なくされ、消費の落ち込みで経済も低迷している。若者も、子育て世代も、中高年も、お年寄り世代も、中小業者もぎりぎりの生活で、子供や女性の貧困が広がり、日本の貧困率も最悪である。「これ以上の増税はとんでもない」の声が大きく広がっている。しかし、安倍政権は、景気条項を削除し、国民の暮らしがどうであろうと一〇%への増税を強行する姿勢である。消費税は社会保障のためなどと国民を欺く一方で、医療・介護・年金は負担増と切捨ての制度改悪を積み重ねてきた。また、戦争する国づくりを押し進める安倍自公政権は史上最高に軍事費を増やし、消費税増税も軍費調達に使われることは明らかである。そもそも消費税は、応能負担原則に反する憲法違反の税制である。所得や資産の能力に応じた負担を実現する税制改革こそが必要である。国民の消費購買力を高め、地域の経済を活性化させ、内需主導に転換する経済政策を進めれば、消費税を増税する必要はない。消費税増税を撤回し、更なる増税を中止することを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を撤回し、一〇%への引上げはやめること。

一覧に戻る