請願

 

第192回国会 請願の要旨

新件番号 678 件名 受診のたびに百~五百円の上乗せなど、更なる負担増計画の中止に関する請願
要旨  茨城県保険医協会が病・医院に対して行った調査では、三割が患者の経済的な理由による治療の中断を経験したことがある、また、四割が医療費負担を理由に治療や検査を断られたことがあると答えている。「糖尿病や高血圧でも中断」「必要な検査を断る」「薬がなくなっているのに受診しない」「入れ歯やかぶせ物の処置をためらう」など、苦悩する患者の姿が見られる。経済財政諮問会議が経済・財政アクションプログラムで示した患者の負担増計画(二〇一六年から順次計画、実施予定)は、多くの国民から医療を遠ざけ、取り分け治療が長期にわたる高齢者の生活を圧迫する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、受診するたびに百~五百円を窓口負担に上乗せしないこと。
二、七十五歳以上の窓口負担を二倍にしないこと。
三、七十歳以上の患者負担限度額を引き上げないこと。

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