請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 2817 件名 労働法制の大改悪をやめ、安心して働き続けられる雇用を求めることに関する請願
要旨  安倍内閣は、女性を活用し、日本を世界で一番企業が活動しやすい国にするために、今でさえ不十分な労働法制の規制を更に緩和しようとしている。非正規雇用が二千万人を超え、若者を使い捨てにするブラック企業が社会問題化する中、今求められているのは、正規が当たり前の働き方と生活できる賃金である。誰もが憲法に保障された権利を守られ、安心して働き続けられるルールの確立を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、解雇や雇い止めを規制して、安定した雇用制度にすること。限定正社員や解雇の金銭解決制度など、解雇をしやすくするルール作りは行わないこと。
二、残業代をゼロにする労働時間(残業)規制の骨抜きや労働者派遣の拡大など、労働法制の規制緩和をやめること。
三、「均等待遇」原則を確立し、非正規雇用労働者の差別的待遇を改善すること。ブラック企業をなくすため、働くルールの整備を進めること。

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