新件番号 | 2361 | 件名 | 平和憲法の改悪反対に関する請願 |
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要旨 | 日本国憲法は、悲惨な戦争で多くの犠牲者を出した反省から、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないよう、平和と民主主義を確立する願いを込めて生み出された。戦後七十年の節目の年、政府は、憲法の解釈変更による集団的自衛権の行使容認に続き、戦争ができる法律の整備を進めた。その先には改憲が待ち受けている。改正論者からも疑問が出され、憲法の意義を改めて見詰め直そうとする声も少なくない。日本が戦争に巻き込まれていくのではないかと懸念する人が増えている。不戦は全ての人々の願いである。二度と戦争を起こさないために、平和憲法を守り、国際平和を実現していくことこそ日本に求められている役割である。軍事力に頼る国際問題・紛争の解決では、憎しみの連鎖を生み出すばかりである。粘り強く対話を重ね、様々な外交手段を用い、国際協調などの枠組みの中で解決策を探っていくことこそが最善の道である。戦後の日本の平和と繁栄を支えてきた日本国憲法には、国際的に強いメッセージを発する力が備わっている。平和憲法を捨て去る理由はない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、憲法第九条の改悪を行わないこと。 |