請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 1285 件名 佐賀空港の軍事基地化反対に関する請願
要旨  佐賀県は、佐賀空港の利用推進のために国際線の誘致にも積極的に取り組んでいる。ところが、防衛省の武田副大臣(当時)は、二〇一四年七月、佐賀県庁で古川佐賀県知事(当時)に陸上自衛隊に導入予定の垂直離着陸輸送機オスプレイ十七機の佐賀空港への配備を要請した。その上、米軍海兵隊普天間基地所属のオスプレイ配備にまで言及している。佐賀空港が目達原駐屯地からの移転を含め七十機の軍用機を配備する軍事基地になれば、民間空港としての発展は大幅に縮小される。また、オスプレイは度重なる墜落事故を起こしている非常に危険な軍用機であり、空港周辺はもちろん佐賀県全域に騒音、環境汚染、墜落などの事故の不安が広がる。空港建設に当たり佐賀県と地元の漁協、旧川副町が交わした公害防止協定には、自衛隊とは共用しないことが明記されている。公害防止協定を守り、軍事基地化せず、佐賀空港が民間空港として発展することを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、佐賀空港を軍事基地化しないこと。

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