請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 968 件名 消費税の増税中止を求めることに関する請願
要旨  消費税率八%への増税による負担が、消費者の家計に重くのしかかっている。多くの中小零細業者が、売上減少と消費税分の価格転嫁の困難さにより、事業継続の危機にさらされている。この上、消費税率一〇%への再増税が実施されれば、暮らしや営業は成り立たなくなり、景気の更なる後退が避けられない。そもそも、消費税は、赤ちゃんからお年寄りまで収入の有無・多少にかかわらず負担しなければならない不公平な税金である。所得の少ない人ほど負担が重くなる欠陥が避けられない消費税は、格差と貧困を一層広げる税金であり、社会保障の財源にはふさわしくない。消費税の増税によってではなく、生計費には税金を掛けない、負担能力に応じて課税するという大原則に基づいて、社会保障制度の財源確保を図るべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の増税を中止すること。

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