請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 262 件名 お金の心配なく誰もが必要な医療・介護を受けられるようにすることに関する請願
要旨  「保険料が高過ぎる」「窓口負担や介護利用料が高くて利用できない」「必要な医療機関や特養などの介護事業所がない」「病院や介護施設から早く退院・退所するように言われて困っている」など、医療・介護の充実を求める声が広がっている。また、消費税増税、物価の高騰などで生活困難が更に拡大している。しかし、現政権は、年金や生活保護基準を引き下げ、さらに、医療・介護制度の改悪を押し進めている。これでは、将来不安は増すばかりであり、日本経済の再生もおぼつかない。大企業や富裕層に応分の負担を求めれば、社会保障の充実は十分可能である。今こそ、第二十五条を始め憲法をいかして、全ての人に安心の医療・介護を保障することが必要である。それこそが政治の果たすべき本来の役割である。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、国庫負担を増額して、医療・介護の保険料と自己負担を引き下げること。
二、公的保険の範囲を狭めることなく、全ての人に安全・安心の医療・介護を保障すること。
三、どこでも、必要な医療や介護・福祉が受けられるように、入院・入所を制限せず、医療機関や介護・福祉施設を確保すること。
四、医師、看護師、介護職を増やして、医療・介護現場の労働条件の改善を図ること。

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