新件番号 | 142 | 件名 | 特定秘密保護法の撤廃に関する請願 |
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要旨 | 特定秘密保護法は、政府の判断によって、どんな行政情報も恣意的に特定秘密と指定され、事実上永久的に国民に隠し続けることができる法律である。何が秘密かは秘密だとして国民の知る権利が奪われ、秘密と知らないまま秘密に近づけば、一般国民や報道機関までもが厳しく処罰される。国会の国政調査権、議員の質問権も侵される。第三者機関なるものをつくっても、法律の危険性は何も変わらない。しかも、法案提出から僅か一か月余、審議時間は衆参合わせて七十時間にも満たないのに、委員会で突然質疑を打ち切り、強行採決された。こんな議会制民主主義の破壊はかつてない。やり方一つをとっても、法律として絶対に認めるわけにはいかない。このように、特定秘密保護法は、国民主権、基本的人権、平和主義という日本国憲法の基本原則をことごとくじゅうりんする違憲立法であり、撤廃すべきものである。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、特定秘密保護法を撤廃すること。 |