新件番号 | 114 | 件名 | 社会保障の連続削減中止、充実に関する請願 |
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要旨 | 社会保障のためといって消費税を増税しながら、手当たり次第の改悪に国民の悲鳴と怒りの声が上がっている。安倍内閣は、社会保障の自然増に切り込むという大方針を掲げ、社会保障の現状さえ維持せずに際限のない負担増と削減を進めようとしている。年金は実質一・四%のマイナス、介護報酬も二・二七%引下げ、高齢者医療の負担増に加え入院給食費の値上げ、生活保護の削減を始め、老いも若きも負担増ばかりである。そもそも、国には憲法第二十五条に基づき社会保障を充実させる責任がある。そして、社会保障政策は、経済成長にとっても有効であり、全国的な地方の活性化、雇用拡大にもつながる。消費税を増税しなくても、所得や資産の能力に応じた応能負担の原則に立った税制改革を行い、賃上げ・国民の所得を増やす経済政策に切り替えて税収を増やせば、社会保障拡充の財源は十分確保できる。 ついては、次の措置を採られたい。 一、社会保障の連続削減を中止し、年金、医療、介護、福祉の充実を図ること。 |