請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 85 件名 消費税増税を撤回し、一〇%への引上げをやめることに関する請願
要旨  二〇一四年四月からの消費税率八%への大増税強行によって、消費は落ち込み、日本経済は増税不況になっている。しかし、安倍首相はどんなに景気が悪くても二〇一七年四月には一〇%への引上げを「確実に実行する」と明言した。このようなことをすれば、暮らしも経済も奈落の底に落ち込む。政府は、社会保障のためと言いながら、実際には医療・介護・年金の改悪を進めている。社会保険料引上げなど負担増で暮らしが壊されている。地域経済を支える中小企業の倒産・廃業も後を絶たない。一方、財政再建のためと言いながら、大型公共事業や軍事費、政党助成金などの無駄遣いが横行している。所得や資産の能力に応じた税制へと改革し、国民の消費購買力を高め、地域の経済を活性化させ、内需主導に転換する経済政策を進めれば、消費税を増税する必要はない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を撤回し、一〇%への引上げはやめること。

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