請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 23 件名 消費税大増税をやめることに関する請願
要旨  医療や介護に対する人々の負担と不満は膨らみ続けており、もはや我慢も限界である。ところが政府は、保険料や入院時の食事代など患者・利用者の負担を更に引き上げようとしている。また、国民健康保険制度の見直しについて、区市町村国保の都道府県単位化や所得の高い国保組合の定率補助の見直しを進めており、公的保険の改悪、区市町村国保財政の法定外繰入れの縮小・廃止や国保組合補助の見直しで保険料の引上げなど、医療・社会保障費の上限規制によって、医療や介護を自治体と国民の自己責任に変質させようとしている。医療機関や介護施設を減らし、公的保険の範囲を狭めることで、国の責任を減らし、大企業の新たな金もうけの場に変えることが狙いである。これでは、将来不安は増すばかりであり、日本経済の再生もおぼつかない。高齢者や弱い者いじめの消費税増税ではなく、大企業や富裕層に応分の負担を求め国庫負担を増額すれば、全ての人々に安全・安心の医療・介護を保障することができる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大増税を止めること。

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