請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 4015 件名 原発からの速やかな撤退を決断し、自然エネルギーへの転換に関する請願
要旨  東京電力福島第一原子力発電所の事故は一向に収束しないばかりか、核燃料が今どうなっているのかさえ明らかになっていない。また、多くの住民が避難を余儀なくされ、いまだに故郷へ帰る目途も立っていない。原発から放出された放射能による大気・土壌などの汚染、食品汚染による内部被ばくの危険性に若い世代を中心に深刻な不安が広がっている。使用済核燃料を安全に始末する方法も全く確立されておらず、その危険性が無くなるまでには数万年も掛かる。地震多発国日本では地震や津波で第二、第三の原発事故が起きる可能性が専門家からも指摘されている。原発事故が繰り返されれば国全体が壊滅的な打撃を受けることは必至である。福島第一原発事故を契機にヨーロッパでは原発からの撤退の動きが加速している。当事国である日本こそ安全・安心な未来を子供たちや次世代に残すため、原発依存から脱却すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、原発からの速やかな撤退を決断し、自然エネルギーに転換すること。

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