新件番号 | 3801 | 件名 | 憲法九条を踏みにじり、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をし、日本を戦争をする国に導く立法措置に反対することに関する請願 |
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要旨 | 憲法第九条(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)の下で許される自衛隊の武力行使は、これまで我が国自身が外部から武力攻撃を受けた場合における必要最小限度の実力行使だけとされてきた。しかし安倍内閣は、この憲法第九条の解釈を変えて、外部から日本への武力攻撃がなくても、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生すれば、他国のために武力行使ができるようにし、海外の戦闘地域にも自衛隊を派遣できるようにする閣議決定を行った。国会審議の中で、自衛隊は戦闘地域でも活動すること、ペルシャ湾・ホルムズ海峡での機雷掃海などにも参加することが明確になった。閣議で必要最小限度の武力行使は許されるとして武力行使の新三要件を決めたが、憲法上の歯止めをなくし、時の政権の判断によって幾らでも拡大する可能性があることもはっきりしてきた。 ついては、憲法第九条を守り日本国民の命を守るため、次の事項について実現を図られたい。 一、政府に集団的自衛権の行使容認の「閣議決定」を撤回させること。 二、集団的自衛権行使のための法「改正」など立法措置に反対すること。 |