請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3685 件名 憲法違反が疑われる安全保障関連法案廃案に関する請願
要旨  安倍政権が今国会に提出している安全保障関連法案は、審議が進めば進むほど理解が増すどころか説明不足という国民が増えている。国会に招かれた三人の憲法学者全てと歴代の元法制局長官の多くが違憲であると指摘しているにもかかわらず、衆議院では与党が数を頼みに強行採決した。憲法は国家権力の濫用を阻止するために国家権力を縛るものであるという立憲主義は、民主主義社会の根本原理である。一介の政権が憲法に反する法律を作ろうなどというのは、立憲主義に反する無法行為と言わざるを得ない。この法案には曖昧な表現が多く、時の政権の恣意的判断によって自衛隊が遠い地域での他国の戦争に加担することを可能にする法律であり、安倍首相が「そういうことはない」と説明しているのは国民に対し不誠実と言わざるを得ない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「安全保障関連法案」を廃案にすること。

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