請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3542 件名 原発事故によるあらゆる被害を、原状復帰の原則に沿って完全に賠償することに関する請願
要旨  福島第一原発事故は、事故原因も明らかにされておらず収束していない。また、原子力規制委員会の調査により次々と活断層の存在が指摘されており、原発の再稼働、建設再開を見直すべきである。世界では、ドイツを始め原発からの撤退を決め、再生可能エネルギーに転換していく流れが主流になっている。日本は再生可能エネルギーのポテンシャルが高く、再生可能エネルギー中心の政策に転換すべきである。福島では、いまだに約十一万人が避難生活を強いられ、除染・賠償、生活再建も進まない中、いつ故郷に戻れるのか展望が見えない状況である。政府と東電は、完全な事故の収束と除染・完全賠償の手だてをとるべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、原発事故によるあらゆる被害を、原状復帰の原則に沿って、完全に賠償すること。

一覧に戻る