請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3435 件名 憲法違反の戦争法案(安全保障関連法案)に反対し、廃案にすることに関する請願
要旨  政府・与党は、本年七月十六日、国民多数の反対を無視し、衆議院本会議において戦争法案(十の現行法(武力攻撃事態法、自衛隊法等)を改正する一括法案及び国際平和支援法案)を強行採決した。この戦争法案は、集団的自衛権の行使を解禁し、米軍等が行う世界中の戦争に自衛隊をいつでも切れ目なく派兵し参戦させるものである。正に戦争と武力行使を禁止する日本国憲法第九条に反する違憲の法案である。国会で与党推薦の憲法学者からも憲法に違反すると指摘され、その違憲性は明白なものとなっている。しかも、政府は戦争法案について国会でまともな答弁すらできない状態となっている。各報道機関の世論調査では、過半数が戦争法案に反対、今国会での成立には八〇%が反対している。また、戦争法案の合憲性をめぐり憲法学者に向けたアンケートでは、大多数が憲法違反と回答している。さらに、全国各地の大学、日本弁護士連合会及び各地の弁護士会も戦争法案に反対の声を上げている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法違反の「戦争法案(安全保障関連法案)」に反対し、同法案を廃案にすること。

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