新件番号 | 2474 | 件名 | 集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定を撤回し、関連法律の改正等を行わないことを強く求めることに関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | 政府は、二〇一四年七月、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使の容認、海外での武器使用の拡大等を内容とする閣議決定を行った。集団的自衛権の行使は、日本が武力攻撃を受けていないにもかかわらず他国に対する武力攻撃に反撃して参戦することを意味し、戦争をしない平和国家としての日本の国の在り方を根本から変えるものである。このような憲法の基本原理に関わる重大な解釈の変更は憲法第九条を実質的に改変するものとして同条に違反するとともに、憲法に拘束されるはずの政府がこれを閣議決定で行うことは背理であり、立憲主義に根本から違反する。したがって、このような閣議決定を実施するための立法もまた憲法に違反して許されない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定を撤回し関連法律の改正等を行わないこと。 |