請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 1070 件名 集団的自衛権の行使容認とその立法化を行わないことに関する請願
要旨  安倍内閣は、二〇一四年七月、これまでの憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を認める閣議決定を強行した。集団的自衛権の行使とは、日本への攻撃がなくても海外に出掛けて武力を行使することである。それは、これまで政府が憲法上できないとしてきた歯止めを外し、日本がアメリカと共に世界のどこででも戦争できる国になることにほかならない。こうした憲法改定に等しい大転換を与党の密室協議を通じて一内閣の閣議決定で強行するなどというのは、立憲主義の真っ向からの否定である。憲法を破壊する集団的自衛権の行使を絶対に許すことはできない。また、明文改憲にも反対する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。 

一、集団的自衛権の行使容認とその立法化を行わないこと。

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