請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 82 件名 消費税の大増税をやめることに関する請願
要旨  今、国民の所得は伸びず、社会保障の負担増がのしかかっている。物価や原材料費が高くなり、暮らしと営業を圧迫している。この下で、消費税の八%の大増税によって、消費が冷え込み、景気が急速に悪化することは必至である。さらに安倍内閣は、圧倒的多数の国民の反対にもかかわらず、消費税を一〇%へ引き上げる大増税路線に突き進もうとしている。消費税増税の口実は全て崩壊している。社会保障のためといいながら、給付削減と負担増はめじろ押しである。財政再建のためといいながら、大型公共事業や軍事費の規模を膨らませ、財政再建のめどは示されていない。消費税を増税しなくても、所得や資産に応じて負担する応能負担の原則に立った税制改革と賃上げを始め国民の所得を増やす政策で税収を増やせば、社会保障拡充の財源は十分確保でき、財政再建の道も切り開かれる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大増税をやめること。

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