請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 2545 件名 消費税の増税を中止し、五%に戻すことに関する請願
要旨  多くの国民が消費税増税に反対し、増税後の生活や地域経済に不安を抱えている下で、二〇一四年四月一日に消費税率が五%から八%へと増税が実施された。長引く不況に加え、東日本大震災・福島第一原発事故の復興が進まず、被災者や国民の暮らしは耐え難い状況で、地域経済を支える中小企業の倒産・廃業も後を絶たない。労働者の収入が僅かばかり上がっても、増税により実質収入は減少してしまう。消費が落ち込み、経済が悪化するのは必定である。そうした中で、二〇一五年十月に一〇%へと消費税の更なる大増税を強行すれば、暮らしが成り立たなくなり、消費は更に落ち込み、地域経済は取り返しのつかないほどの大打撃を受ける。税収は増えるどころか、国の財政を更なる危機に追い込むことは明白である。消費税を元に戻し、更なる増税は中止し、内需拡大を図り、社会保障を拡充することこそ最善の景気対策である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の増税はやめること。
二、消費税を直ちに五%に戻すこと。

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