請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1199 件名 政府から完全に独立した一元的な強い権限を持つ原子力規制機関の確立等に関する請願
要旨  東日本大震災によって東電福島第一原発で起きた世界最悪レベル七の事故は人々の命と暮らし、産業に深刻な事態をもたらしており、原発は安全どころか、使用済核燃料の処理方法もないなど極めて危険であることが明らかになっている。日本は世界でも有数の地震国であり、どこでも大地震に見舞われる危険がある中、全国に原発が林立し、多くの人々が強い不安を抱いている。原発事故を教訓に、電力会社や産業界、政府や省庁が安全神話と利潤優先で推進してきた原発行政を抜本的に見直し、持続可能な自然エネルギーへと国の政策を転換するよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、原子力の安全について、政府から完全に独立した一元的な強い権限を持つ原子力規制機関を確立すること。
二、二十四時間型社会や大量生産・消費・廃棄の経済システムを見直すこと。

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