請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1163 件名 秘密保護法の撤廃に関する請願
要旨  安倍内閣と自民・公明両党は、公約にもなかった秘密保護法案を、日本中で燃え上がる反対・廃案の声も国連を始め海外の懸念も一顧だにせず、強行採決で成立させた。秘密保護法は、特定秘密を際限なく広げ、主権者国民にとって何よりも大切な知る権利を奪い、何が秘密かも秘密にされ、国民の誰もが知らないうちに犯罪者にされる可能性がある。原発や基地、TPPを始め政府に都合の悪いデモを主義主張を強要するテロとみなして取り締まるという弾圧法でもある。国民主権と基本的人権、平和主義を掲げる日本国憲法の下で、秘密保護法は存在そのものが許されない違憲立法であり、認めるわけにはいかない。秘密保護法は、日本を海外でアメリカと共に戦争する国につくり変えることが狙いであり、憲法第九条改悪の野望とつながっている。国民は、監視され自由に物も言えない暗黒社会、戦争国家を望んでいない。だからこそ、多くの国民、あらゆる分野の人々が、法案に反対し、一気に立ち上がり、声を上げ続けている。国民主権、基本的人権、平和主義という日本国憲法の基本原理を根底から覆す憲法違反の秘密保護法を直ちに撤廃することを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、秘密保護法を撤廃すること。

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