請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 205 件名 憲法の改悪に反対し、第九条を守り、いかすことに関する請願
要旨  日本国憲法は、おびただしい犠牲を強いた戦争への反省から、平和と民主主義の願いを込めて作られた。取り分け、戦争の放棄を定めた第九条は、戦争のない世界を目指す世界の流れの先駆けとして人類的価値を持っている。ところが今、第九条を中心に憲法を変えようとする動きが強まっている。その狙いは、アメリカと共に自衛隊が海外で戦争できるようにするものである。また、第九条改悪への突破口として第九十六条の改悪を先行させ、改正要件の緩和を狙う動きも、民主主義をなし崩しにするもので見逃すわけにはいかない。日本国憲法の恒久平和、国民主権、基本的人権の三原則を始めとする全ての条項が完全に実施される必要がある。取り分け、憲法第九条を守り、現実の政治にいかすことは、日本国民の世界平和への責務である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法の改悪に反対し、第九条を守りいかすこと。

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