請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 198 件名 消費税増税を中止することに関する請願
要旨  民主・自民・公明の三党は、多くの国民の反対を押し切り、消費税増税と社会保障改悪の一体改革関連法を強行成立させた。消費税を二〇一四年四月に八%、二〇一五年十月に一〇%にする大増税を国民に押し付けるもので認められない。長引く不況に加え、未曽有の被災者を出した東日本大震災・福島第一原発放射能漏れ事故の影響などで、国民の暮らしは耐え難い状況である。労働者の年収は減り続けており、地域経済を支える中小企業の倒産・廃業も後を絶たない。この状況で消費税が引き上げられれば、暮らしが成り立たなくなり、消費は更に落ち込み、地域経済は大打撃を受ける。税収は増えるどころか、国の財政を更なる危機に追い込むことは明白である。消費税増税法の実施をやめ、消費税増税を中止することを求める。同時に大企業や金持ち優遇税制の廃止、キャピタルゲイン課税強化など応能負担原則による税制の改革を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を中止すること。
二、大企業・金持ちへの優遇税制を正す公正な税制にすること。

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